こんにちは、蒔恵です。
先日アマゾンをふらふら見ていたら、こんな本がおススメとして出てきました。
大島信頼・著『自己肯定感が低いあなたがすぐ変わる方法』という本です。
大島先生の本は実は以前2冊ほど購入していたのですが、珍しく積読になったままで読んでいませんでした。
でもなんとなく興味を惹かれてレビューを読み「これは私に必要かもしれない」と感じて購入。
読了したので感想を書いてみたいと思います。
第1章が自分に当てはまり過ぎて笑えた
第1章は、大島先生の子供時代や大学、社会人時代に触れられています。
大島先生の自己肯定感が低すぎて、こんな風に感じていましたという内容です。
これがもう本当に私にも身に覚えがあることばかりで、あまりにも当てはまり過ぎて声を出して笑ってしまうくらいでした。
簡単に書くと
「誰々からこう言われてこう思って更にこう思ってこう思って、
もうどん底な気分に落ち込んで更に自分を責めてしまう・・・」
みたいなくだりがたくさん出てくるんです(笑)。
「えーこんな風に思うのは自分だけじゃなかったんだ?」という嬉しいオドロキ。
「自分の他にも、こんなぐるぐる自分責めの思考に陥る人がいるんだ~」という安心感。
「こんな考えするなんて、客観的に見たらバカバカしいよなぁ確かに(笑)」という自戒を込めた笑い。
そんなことを感じました。
第2章は自己肯定感を上げる小ワザ集
私はこれまでも自己肯定感を上げるため、いろんなことに手を出してきました。
でも子供の頃を振り返ってその気持ちを抱きしめて・・・なんてレベルが高すぎてムリ!ってなってたんです。
それがこの本では「美味しいものを食べる」とか
「好きなもの(欲しいもの)をイメージする」とか
簡単なテクニックでも自己肯定感は上がるよと書かれています。
こんな簡単なことだったらやってみようと思えてきます。
第3章 自己肯定感を上げるためワザ
第3章では、第2章より少しレベルアップしたテクニックが載っています。
たとえば「過去にまつわる物を整理する」とか「周りの人を本音でランキングを付ける」とか。
このランキングのところを読んでいて思ったんです。
大島先生も書いていたのですが、いつも私は目の前の人にムカついても
この人には私の知らない長所がたくさんある
だから嫌ってはいけない
尊敬しなければいけない
と無理やり思い込ませていました。
パワハラしてくる人にまでそう思っていたんです。どれだけいい人になりたかったんでしょうか。
こんなの苦しいし人格ゆがみそうですね。
「ホントはどう思ってるの?」という本音の部分、
「自分の本音を大切にすることが結局は運命をもよくする」と大島先生は言ってるように感じました。
第4章 キーワードを唱える
これまで大島先生の著書を読んできた人にはやりやすいかもしれませんが、初めて読んだ私には少し難易度が高かったのがココ。
悲しみや苦しみの大元がいつ起こったのが特定する
5歳なら5歳の自分にイメージの中で会いに行く
その子にキーワードを7回唱えてもらう
というもの。
キーワードは12種類あって、どれがその子に合っているかは唱えてもらったあとの態度でわかるというものです。
静かな環境で、時間を取ってイメージするのがよさそうです。
アダルトチルドレンが自己肯定感をあげるには
私を含めACの人たちは自己肯定感が半端なく低いです。
どうにかして自己肯定感を上げようとか、幸せな人生をつかもうとして、自己啓発にハマった人も少なくないはずです。
そんな知識だけは専門家並みの人にも、この本はおススメできると思います。
なぜなら、どうして自己肯定感が低くなるのかのメカニズムがしっかりと書かれているからです。
そのうえ著者の大島先生がクライアント目線です。
先生目線じゃないんですね。これは嬉しい。仲間かと錯覚しそうなくらいです。
大金のかかるセミナーに行くくらいなら、ぜひこの本をじっくり読んでみてほしいなと思います。
まとめ
自己肯定感をあげたら、きっと今よりも軽やかな人生を送れるはずです。
誰でもできそうな簡単な小ワザから、ちょっと高度なテクニックまで網羅されたこの本をぜひ手に取ってみてほしいなと思いました。
読んでくださってありがとうございます!
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