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アダルトチルドレンは『THIS IS US』で心の底から癒される! 

ハートのバルーン

こんにちは、蒔恵(まきえ)です。※今回の記事は、アダルトチルドレンの自覚ある人しか読まないでください!

あなたは海外ドラマ『THIS IS US 36歳、これから』を見たことがありますか?


NHKで以前シーズン1が放送されたので、見たことある&聞いたことある、という人も多いかもしれませんね。

私はアマゾンプライムで偶然タイトルを見かけたとき、「うーん36歳過ぎてるし、関係ないかな」って最初思ったんです。

「36歳が迎える人生の岐路って言ったってね~、浅い若者ストーリーかな」って。でもアマゾンのレビューがよかったので、なんとなく見始めたんですよ。そしたらもうドハマり!!

第1話目からぐんぐん引き込まれて、もうTHIS IS USの世界にドップリと入り込みました。

シーズン1はエピソード18まであるのですが、止められなくて家事を終わらせた夜中に毎日見続けてしまいました。

そして毎回の号泣・・・。

シーズン1を見終わった今では、パパ役であるジャックの顔を見ただけで胸がギュンと掴まれるような、泣きたくなるような気持ちにさえなってしまいます( ;∀;)

ここまでドラマの世界観に入り切ったのは、『ビバリーヒルズ高校白書・青春白書』以来かも!

そんな『THIS IS US』ですが、アダルトチルドレンとして、苦しく悩ましい人生を生きている人にこそ見てもらいたいドラマだと言えるのです。

この記事では

1.なぜ『THIS IS US』が特にアダルトチルドレンにお勧めなのか

2.ACのみなさんが『THIS IS US』を見たら得られるであろう究極の癒しって?

について解説しています!

もう過去を憂いて縛られる必要はありません。『THIS IS US』 で根本から癒されて、新しい人生を生きていきましょう!

目次

THIS IS USのあらすじはこんなかんじ

これはあなたの物語です。

誕生日が同じ36歳の男女3人。自分が演じる役に嫌気がさしているイケメン俳優、”脱肥満”を目標に努力する女性、幸せな家庭を築いているエリートビジネスマン。

置かれている状況も性格もまったく異なる彼らには、誕生日以外にも共通点があった…。

人生の壁を乗り越えようとする中で、それぞれが大切なものを失い、そして見つけ、3人の運命の糸が次第にたぐりよせられていく。

Amazon primeより

ということなんですが、補足。

男女の双子のきょうだいと、血縁関係はないけど養子として一緒に育ったもう一人。

この3人きょうだいを中心として起こりゆく様々な人生ドラマ。それが、THIS IS USなのです。

登場人物はもちろん3人だけでなく、3人を取り巻く家族、恋人、仕事関係者など、いろんな人が出てきます。

みんな、役者としても素晴らしく、ドラマに深みを持たせています。本当に、実在している人間関係を見ているようなんです。虚構さがないというか。

愛情、憎しみ、自信喪失、自己卑下、希望・・・

そんな誰もが生きるうえで感じる感情、心の機微について、丁寧に書かれたドラマなのです。

このドラマでは、だれか一人に感情移入する必要がありません。

登場人物の誰もが自分に重なるところがあり、自然と感情移入してしまうという不思議なドラマでもあります。

なぜ『THIS IS US』がアダルトチルドレンにお勧めなの?

sad baby

アダルトチルドレンというのは、

親による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人。「機能不全家庭で育ったことにより、成人してもなおトラウマ(外傷体験)を持つ」という考え方、現象、または人のこと。-Wikipediaより

これではちょっとわかりづらいので、かみ砕くと…

アダルト・チルドレンとは、大人になっても子どものときに受けた傷を抱え続けている人たちのことです。

 子どものとき、こころを傷つけるような言動や暴力のある家庭、子どもらしく自由に振る舞えなかった家庭で育ったことで大人になった今も、こころや人間関係に障害を持つようになるのです。-こころのこくばんより

ということになります。

「普通」の家庭で生きていれば得られるはずだった、家庭内でのやすらぎ、安全さ、安心、愛情こもった言葉がけなどとは、まったく無縁で育ったケースも多いでしょう。

子供時代に得られなかった安全、安心、愛情に対する飢えというのは、気づかなくても心の根っこにはあるはずです。

また、愛に飢えた自覚のあるまま、オトナ時代を生きている人も多いのではないでしょうか。

ACのみなさんは機能不全家庭で育ったことを、つい恥ずかしく感じてしまいませんか?

人とは違う家庭だったこと、人並みに愛されなかったこと、それが自分に価値がなかった証のように感じてしまう…。

だから「普通に育ったよ、愛情いっぱいに育ったよ」って振りをしてしまう…。でも、すごーく疲れてしまいますよね。

とはいえ本当のことを言っても、周りのひとは誰も理解できません。理解してくれない、のではなくて、できないので仕方ないんです。

勇気を出して話すと逆にたしなめられたり、親の心子知らずよね、なんて言われたりするので、他人には言わない人が大半だと思います。

幼少期からの「安全、安心な家庭」への憧憬。

それが大人になって、自身の結婚により実現できた幸運な人もいると思います。そして残念ながら実現できず、非婚または結婚しても離婚に繋がってしまった人も…。

出演者全員が愛に満ちている

『THIS IS US』に出てくる出演者の行動は、愛情に満ちています。

特にパパであるジャック。

いつも家族のことを想い行動しています。

もちろん子供を怒鳴ったり殴ったりなんて、絶対にしないのです。

自分がいくらイライラしていても、「子供に当たって憂さ晴らししてやらぁ~」なんてことは微塵も思わない素晴らしいパパ。

別に完璧なパパと言ってるわけではありませんよ。

ただ、子供の立場や感情を尊重して、子供目線で一緒に考えてくれる、優しく慈しみ深いパパだということです。子供にとって、これが一番嬉しくないですか?

夫としても、家族のためにお金を稼ごうと試行錯誤する様子は胸に迫るものがあります。

金持ちではないけど、愛に満ちた家庭をつくろうと努力する夫でありパパでもあるのです。もう120点満点です(´;ω;`)ウッ…

パパの行動はいつも愛でいっぱい!

ドラマであることは承知の上ですが、「こんなお父さんもいるんだ・・・」と新しい世界を知った喜びと衝撃を感じてしまいました。

でも、全米が泣いた!を地で行くドラマということは、こんなお父さんはやっぱり理想でしかないからここまで持てはやされてるということなんでしょうか。わからない・・・。

THIS IS USが私にもたらしてくれた恩恵

では、このドラマを見ることによって私が得た恩恵について書いていきます。

笑顔の兄弟

号泣することで流される過去の悲しみ

『THIS IS US』を見ると、各出演者によりそこかしこに散りばめられた「人間の持つ深い愛情」を敏感に感じ取って、涙が出ない瞬間がありません。

抑えることなく思い切り泣くためには、一人で見た方がいいと思います。(私は夜中にヘッドホンで聞きながら見た)

嗚咽するほど泣いて、泣くたびに心の奥の奥の奥に抑圧されていた深い悲しみが流されていく、そんな感覚を覚えました。

その悲しみというのは、幼い頃に感じて隠した悲しみ。

親の愛への希求というのでしょうか。

凝り固まった石のように硬く冷たかった心が、『THIS IS US』によっていったんグニャグニャにされて、不要物を取り去ったあと再形成される感じです。

破壊と創造そのものです!

もしかしたら、優秀なベテランカウンセラーにかかっても、なかなか得られない心の動きなんじゃないかと思いました。

それが、『THIS IS US』で得られるんです。

人によっては毎回涙が出てちょっと苦しい過程になるかもしれないので、信頼できる配偶者がいる場合は、甘えて頼りましょう。

頼るというのは、涙が止まらない間一緒にいてもらうとか、背中に手を置いてもらうとか、少し話を聞いてもらうとか…ですね。

パパの言動で、過去に欲しかった愛情が得られる

幸せそうな女の子

パパであるジャックの娘に対する言動が、なぜかまるで幼い頃の自分にしてもらっているような感覚にさせられます。

過去に自分がしてほしかったことを、「今、自分のパパがしてくれている」って脳が勘違いしてしまうんです。

これがとにかく癒しに効きます。

だってずっとしてほしかったけど叶わなかったことを、今、してもらってるんですよ。

こんなふうにパパに愛されたかった・・・が叶ってる状態です。

マドンナ振り付け場面で涙腺決壊

私が特に好きなエピソードは、第13話「愛の告白」です。

3人の子供たちが、去年まで合同で行ってきた誕生日パーティーを、今年からバラバラで開きたいと要望し、両親がそれに応えます。

モテる子、ちょっと変わった子、マドンナになりたい3きょうだいが、各自のパーティーを一つの家で行うのです。

最初はそれぞれ自分の友達と楽しく遊んでいたのですが、ふと両親が気が付くとマドンナになりたい女の子の友達がみんなモテる子の部屋に流れ込んでしまいます。

マドンナの衣装を着た女の子は自分の部屋でひとりぼっち。

それを見たパパは、マドンナの振り付けってどうするの?どんなところが好きなの?などと娘に優しく話しかけ、ふたりで振り付けをするのです。

(恥を忍んで言いますが、私の親ならこんな場面では「ほーーーーーーら見たことか、マドンナなんて誰も興味ないわ。こんな衣装着てばかか」と鬼の首でも取ったように意地悪く攻撃しだすでしょう。傷口に塩を塗る天才だったので。

でも自分の親を少しかばうとすれば、親も誰かに温かく受け入れられた経験がないので、自分の子供にもできなかったのだろーなーと思います。)

このマドンナ振り付け場面でわたしの涙腺は崩壊しました・・・(>_<) 嗚咽を我慢できなくて、声を出して泣き続けてしまったんです。

  • 「あぁ私はこんなに愛されて大切にされている・・・」
  • 「私は大切にされていい存在なんだ・・・」 

泣いたあとは、そんな風に自然に思えるようになりました。

これこそが、アダルトチルドレンのみなさまが欲しい感覚なんじゃないでしょうか。

人によって多少の違いはあれど、自己肯定力がものすごく低いまま育たざるを得ず、生きづらいのがアダルトチルドレンの特徴ですよね。

ずっと感じてきた生きづらさが、幼少期をジャックパパと一緒に生きなおすことによって、癒されていくのです。

愛を感じたい、感じたかったという人にはぜひ見てほしいです。

ただ見て「あーよかった」で終わるドラマじゃなくて、あなたの魂を揺さぶるドラマだと自信を持って言えます!

ジャックパパの現実の評判もめちゃくちゃいい

ほぼ同い年なのにジャックを見るとパパと感じてしまうなんて、おかしいよね~と思っていた私ですが。

ジャックことマイロ・ヴェンティミリア(Milo Ventimiglia)は実生活でもものすごく面倒見がよくて、みんなのパパ的存在なんだそうです。 

youtubeで見た映像では、ママ役のマンディ・ムーア(Mandy Moore)が

「初撮影の次の日には、もうキャストどころかスタッフ全員の名前を憶えて親しげに挨拶していたので、ほんとうに驚いたわ!」

というエピソードを話していました。

なのでみんな何かあるとマイロに聞こう、マイロに聞けばわかる、マイロはどこ? と頼るようになったとのこと。

やっぱりみんなの頼れるお父さんっぽいですよね。実生活でも、ものすごく愛と包容力のある人なんだろうな~と思います。

S1放送直後にとった映像には脚本家とキャストが9人出ていたのですが、裏方もキャストもみんなが仲良しみたいで、お互いに褒めまくっていました。←この映像、youtubeで見たのにちょっと探せなくてごめんなさい!

立場や環境を超えて、人間の善良さや愛を感じさせてくれるから、ここまで人の心を掴むドラマになっているんだなと感じましたよ。

THIS IS USをACに見てほしいのまとめ

このように、『THIS IS US』は普通の家庭に育った人にとっても尋常じゃなく素晴らしいドラマです。

だからこそ、心の機微に敏感なアダルトチルドレンを自覚する人におすすめします。

心が良い意味でグシャグシャにされ、苦しみをそぎ落とし愛に満ちた状態で再形成されることは間違いなし。

それだけ魂にまで影響を与えるドラマなので、急がず1話1話じっくりと見ていってほしいです。

私のように一気に見てしまうと、心が癒しと変化を受け入れきれず、パンク寸前になってしまうかも・・・!?

いま、アメリカではS3が放送中です。(2018.10現在)

毎週火曜日放送らしく、放送日になるとスタッフやキャストがたくさんツイートしてくれます。それを見るのがまた楽しみ♡

また今後シーズン1-2がBSプレミアムで順次放送されるようです。すぐにドラマを見てみたいなら、アマゾンプライムでシーズン1をチェックしてください。

まず最初に第1話を見て、気に入りそうだったら1週間に1回くらいのペースで見るのがいいのかなぁって思います。

このドラマによってあなたの中の愛情を求めている可愛い子が、どんどん癒されますように♡

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